育毛剤の効果を最大限に引き出す方法

育毛剤を使う上で知っておかなくてはいけないことがいくつかありますので、紹介したいと思います。

せっかくの育毛剤もただ頭皮につけるだけでは、育毛剤の本来の効果を得ることができません。

それは非常にもったいない話なのです。

育毛剤の効果を最大限に引き出すせるように準備と日常の頭皮ケアが重要です。

ここでは、育毛剤の効果を最大限に引き出す方法を紹介したいと思います。

 

簡単に言うと、育毛剤の効果を最大限に得るためには、育毛剤が浸透しやすい頭皮環境を作り、維持することが必要になります。

これを守るだけで、抜け毛の予防にもなり、育毛剤の育毛・発毛効果との相乗効果にもなりますので、しっかり心がけていただきたいと思います。

 

◆頭皮の毛穴詰まりを取り除く
育毛剤の効果を最大限に引き出す方法は、頭皮の毛穴詰まりを取り除くということです。

育毛剤は毛穴から浸透していくわけですが、当然、毛穴が詰まっている状態では、どんなに浸透力が強い育毛剤を使っても効果が半減してしまいます。

重要なのは、頭皮の皮脂を取り除くことではなく、毛穴に詰まった余分な汚れだけを取り除くということです。

これには、毎日のシャンプーが鍵を握るわけですが、頭皮の皮脂を適正な量に保ちつつ、余分な皮脂汚れだけを落とせるシャンプーが良いといえます。

具体的には低刺激なシャンプーでノンシリコンのものと、アミノ酸シャンプーが望ましいと言えます。

これらのシャンプーを使い、1日1回、できれば夜、寝る前に行うことで、頭皮の余分な皮脂汚れが落ち、かつ頭皮の潤いを保つことができるので、育毛剤も浸透しやすくなります。

 

育毛剤は単体でも頭皮環境を整える「M-1育毛ミスト」のような商品もありますが、シャンプーにも気を使ったほうがより育毛剤の効果を引き出すことができます。

 

髪の毛の成長に必要なものは、毛細血管の血流が運んでくる「栄養素」と毛穴からの「酸素」の供給ですので、毛穴がふさがっている状態では、酸素の供給がさえぎられ、髪の毛の成長の妨げになってしまうのです。

栄養素を運ぶ血流については、「喫煙」による血管の収縮も悪影響ですし、食生活にも注意が必要で、肉よりも魚、洋食よりも和食を心がけることで「サラサラ血」を目指さなければなりません。

 

これらを改善することで育毛剤の効果を最大限に引き出す準備が整うのです。 

M-1育毛ミスト
M-1育毛ミスト

ミノキシジルとフィナステリド

育毛剤を使う上で、選択肢の一つとして考えておいたほうが良いのが「ミノキシジル」と「フィナステリド」です。

主にミノキシジルは外用薬、フィナステリドは内服薬になりますが、この2つは、2010年に日本皮膚科学会が策定した「男性型脱毛症診療ガイドライン」において、最も効果があるとして「A評価」を受けている育毛剤です。

今現在、ミノキシジルの外用薬とファイナステリドの内服薬の併用が最も信頼できる脱毛予防と育毛対策と言えます。

 

しかしながら、一つ心配なのが、ミノキシジルもフィナステリドも「医薬品」であるということです。

医薬品は医薬部外品に比べて効果が高いのですが、一方で副作用の心配も懸念されます。

実際のところは、使いすぎることに一番問題があるようですので、用法・用量をきちんと守りながら使っていけば、さほど問題がないと思われますが、心配な方は皮膚科医に相談するといいでしょう。

 

◆ミノキシジルの外用薬◆
ミノキシジルの外用薬は、国内で言うと「リアップX5」、海外のものだと「ロゲイン」やコストコブランドの「カークランドロゲイン」が有名です。

最近では内服するタイプのミノキシジルタブレットなども発売されています。

リアップシリーズは、ドラッグストアーで買うことができますし、ロゲインやカークランドロゲインなども個人輸入代行業者からネット通販で購入することができます。

最近、国内で発売されて、人気なのは、医薬部外品でありながらミノキシジルと同じ効果が実証されている育毛剤で、「濃密育毛剤BUBKA」という商品です。

ミノキシジル育毛剤を使いたいけれど副作用が心配」という方に人気なようです。

濃密育毛剤BUBKA 濃密育毛剤BUBKA

 

 

◆フィナステリドの内服薬◆
フィナステリドは主に抜け毛や脱毛を止める成分で、商品名で言うと「プロペシア」やプロペシアのジェネリック医薬品の「フィンペシア」が有名です。

これらは国内のドラッグストアーでは買うことができず、皮膚科で処方してもらうか、個人輸入代行業者からの通販という形で買うことになります。

これらのフィナステリドに関しては、皮膚科で一度処方してもらってから、同じものを通販で購入して使っていくという使い方が安心かもしれません。

いずれにしても、通販で購入する場合は、育毛剤の口コミなどをしっかりと確認してから使うことをおすすめします。

育毛剤の種類と効果とは

育毛剤の口コミと通販ランキング > 育毛剤について > 育毛剤の種類と効果とは
 

育毛剤には、どのような症状に効果が期待できるかによって、何種類かに分類されています。

大きく3種類に分類されて言われており、以下に紹介したいと思います。

 

◆育毛剤が効果を発揮する主な疾患

  • AGA(男性型脱毛)
  • びまん性脱毛(髪が全体的に薄くなる)
  • 女性のびまん性脱毛

以上の疾患では、育毛剤に効果が期待できます。

 

その他の疾患では、育毛剤が効果が無いとまでは言えませんが、根本の疾患の治療がまず必要になります。たとえば・・・

  • 円形脱毛症(免疫異常・精神的ストレス)
  • 瘢痕性脱毛症(形成外科的治療及び手術)
  • 内科的疾患による脱毛(内臓の病気を治療する)
  • 薬剤による脱毛症(薬剤の投与が終われば自然治癒)
  • 分娩後脱毛症(3~6ヶ月で自然治癒)
  • トリコチロマニア(心のケア)
  • 頭部白癬による脱毛(白癬菌に対する治療)

全てではありませんが、以上の脱毛症は、育毛剤に効果を求めるというよりは、それぞれの原因の治療をしっかりとしてから、育毛剤を使用していくと効果があると思われます。

 

◆育毛剤の分類
育毛剤は大きく3種類に分類されます。

  1. 女性ホルモンを含む育毛剤
  2. 毛細血管を拡張させる作用の育毛剤
  3. 毛根に栄養を与える作用の育毛剤

育毛剤の効果は、いずれも35歳~60歳位までのいわゆる中年の方の、頭頂部の脱毛にはある程度有効と言われていますが、20歳代の若年者の脱毛には効果がでにくいと言われています。

若年者では、生活の不摂生・ストレスなどの、頭皮への悪影響が抜け毛の大きな原因となっている可能性が高いからと言われています。

 

薄毛・抜け毛の対策としては、育毛剤を使うことよりも先に、日常のヘアケアや頭皮ケア、生活習慣の改善などが必要です。

頭皮のために良くない習慣を改善しないまま育毛剤を使っても十分な効果は期待できません。